Emailリモートコマンドが5分で構築できる時代
※本ブログは6月末で他サイトに移設する予定です。これまで閲覧ありがとうございました。
昔、Becky2というメールソフトとPHPを組み合わせて、
「EmailによってPCを遠隔操作するシステム」
を構築したけれど、今ではそれが、
Gmail Remote Command(GRC)
を使えば簡単にできてしまうんだね。
本当に便利な時代というか、高度(?)なことが簡単に
実現できる時代になってしまっている。
私の自作システムも似たりよったりだけれど、
GRCで「PCを遠隔操作する」といっても、
WindowsのRemoteDesktopのように
リアルタイムに操作できるわけでもないので、
・PCをシャットダウンする
・PCを起動(WOL)する
・学習リモコンシステムと組み合わせて家電をON/OFFする
など、一発芸的なことしかできない(結果も見えない)。
しかし、この「一発芸」が非常に便利になる場合がある。
私の場合の自作システム構築の目的は、
「携帯電話の能力不足をPCでカバーする」
ことだった。
たとえば、グーグル検索も携帯電話で直接使うと
結果がショボクPCにバックグラウンドで仕事をさせて
その結果のみ携帯電話でみたかった。
今ではスマホがあるしネット環境も昔とは格段に違うので、
「携帯電話の能力不足はスマホで十分にカバーできる」
ので、現在の自作システムは、
「会社PCから自宅LANにコールバックさせる」
ための最初の一歩のところに使っている。
会社PCは比較的Secureな企業LAN内にあり、いくら携帯がスマホになっても、
ネット環境がよくなっても、外部からコマンド起動させることはそう容易でない。
だから、この「一発芸」が非常に便利になるわけだ。
自作システムの場合には、Emailでコマンドを受け付けて実行することに加え、
・コマンドの実行結果をEmailで送付元に返信する
・Security確保のため、コマンドを受け付ける時間幅を1分間、10分間、1時間等に制限する
・Security確保のため、テンポラリなパスコードを導入する
の他、色々な機能を実装したが、
「会社PCから自宅LANにコールバックさせる」
のためには、それらの殆どが不要になってしまった。
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